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映画/MOVIE

映画「ベイビーわるきゅーれ」シリーズが面白すぎるからまとめてみたいと思います。

映画の第3作目、さらに連続ドラマ化と飛ぶ鳥を落とす勢いが止まらないどころか加速しているベビわることベイビーわるきゅーれですが、ここで今一度整理してみよう。

ベイビーわるきゅーれって実際どうなん?

おもしろいって聞いたけどホント?

一部の熱狂的ファンが騒いでるだけでしょ?

などなど人気が出れば疑問も飛び出すってことで映画「ベイビーわるきゅーれ」の魅力を検証していきましょう。

「ベイビーわるきゅーれ」?

・ベビわるってどんな話?

・ベビわるの魅力は?

・なんで実写版リコリス・リコイルなんて呼ばれてるの?

『ベイビーわるきゅーれ』ってどんな話?

女子高生殺し屋2人組のちさととまひろは、高校卒業を前に途方に暮れていた・・・。
明日から“オモテの顔”としての“社会人”をしなければならない。組織に委託された人殺し以外、何もしてこなかった彼女たち。
突然社会に適合しなければならなくなり、公共料金の支払い、年金、税金、バイトなど社会の公的業務や人間関係や理不尽に日々を揉まれていく。
さらに2人は組織からルームシェアを命じられ、コミュ障のまひろは、バイトもそつなくこなすちさとに嫉妬し、2人の仲も徐々に険悪に。
そんな中でも殺し屋の仕事は忙しく、さらにはヤクザから恨みを買って面倒なことに巻き込まれちゃってさあ大変。
そんな日々を送る2人が、「ああ大人になるって、こういうことなのかなあ」とか思ったり、思わなかったりする、成長したり、成長しなかったりする物語である。

映画「ベイビーわるきゅーれ」HPよりhttps://babywalkure.com/bw01/

『ベイビーわるきゅーれ』は、阪元裕吾監督による日本の映画シリーズです

ゴイッシー
ゴイッシー

女子高生の殺し屋コンビを描いてて、日常の生活と殺し屋としての仕事のギャップが最高なんだよね♪

一流だけど社会不適合者というギャップ

殺し屋としては一流なのに、社会人としてはダメダメな二人。

ちさとは明るい性格で人当たりも良いのでまだなんとかなりそうだが、まひろは自分でも認めるほどの社会不適合者。

そんな一見、釣り合わなさそうな二人がバディを組んで様々な敵と戦ったり、特に敵でもない相手と問題起こして逆に敵を作ってしまったり。

日常と非日常が入り乱れて簡単に人が死んだりするけど残酷な映画か?と言われればそうではなく、それはきっとちさととまひろの二人がかもし出す空気感がそうさせるのではないでしょうか?

まさにこの二人だからこそ成立した映画が「ベイビーわるきゅーれ」なのです。

ゆるゆるな日常と本格的なアクション

日常はとにかくゆる~い感じなのにいざ戦いとなると別人か?と思えるほどの本格的なアクションシーンがベイビーわるきゅーれの一番の魅力だと思います。

小ネタ満載のコメディパートと見とれてしまうほどにかっこいいアクションシーン。

この緩急がじつに心地よく作品の世界に引き込まれていく。

昨今の映像技術の進化でアクションシーンも速度をあげたり、さげたり、360度ぐるーっと回ってみたり、演者の技術ではなく映像技術、編集技術でかっこよく仕上がっている作品が増えました。

悪い言い方をすればごまかしがきく、観る側がすごいと錯覚してしまう。

けっしてそれが悪いというわけではない。

そんな中でこの「ベイビーわるきゅーれ」のアクションシーンは実に素晴らしい。

特にまひろの超高速のバトルは何度も何度も観たくなるほどかっこいい。

にもかかわらず、まひろは戦いが終わると息を切らしながらめんどくさそうにボソッと「疲れた」とか「めんどくさっ」とかネガティブなことばかり言いやがるわけですよ。

ブルースリーやジャッキーチェンのようにかっこよくポーズを決めるとか、決め台詞を吐くとかはまったくないんです。

だが、それがいい。

ゴイッシー
ゴイッシー

前田慶次かよ!

魅力的で対照的な二人の主人公 ちさととまひろ

杉本ちさと(髙石あかり)

とにかく明るくて、天真爛漫という言葉がぴったりなちさと。

基本的には主導権をにぎっているのはちさとだが、時々不利な立場になりまひろに甘える感じを出すところが実に可愛い。

どこまでが演技でどこまでが素なのか?

そして、演出として決まっていたのかアドリブなのか?

そこの微妙なさじ加減が心地良くて魅力的で癖になります。

深川まひろ(伊澤彩織)

他人と関わりを持ちたくないから殺し屋をやっているような人間で自他ともに認める社会不適合者。

コミュ障でボソボソと話す口調は映像作品としてあってはならないほどにセリフが聞き取れないw。

しかし、そこがまひろの魅力となっているのがこの作品のすごいところ。

陰キャのまひろと陽キャなちさと。

対照的な二人の何とも言えないやり取りをずっと観ていたくなる。

そんな作品が「ベイビーわるきゅーれ」なのです。

シリーズ第1作目:『ベイビーわるきゅーれ』すべてはここから始まった。

『ベイビーわるきゅーれ』は、2021年7月30日に公開された日本のアクション・コメディ映画です。

この作品は、若者による非日常的な生活と殺し屋としての苦悩を描いています。

監督は阪元裕吾が務め、彼自身の脚本でもあります。

映画のストーリーは、女子高生の杉本ちさとと深川まひろという二人の少女が、殺し屋として暗い世界に生きる様子を描いています。

彼女たちは組織に所属し、依頼される任務をこなす一方で、普通の生活も送らなければならず、そこに生じるギャップや葛藤が主要なテーマとなっています。

この映画の制作背景には、現代の若者が抱える社会的不適合感やコミュニケーションの難しさが反映されているように感じます。

ちさとは明るく社交的な性格であるのに対し、まひろはコミュニケーションが苦手という対照的なキャラクター設定が、物語に深みを与えています。

また、アクションシーンと日常生活のコメディが絶妙に組み合わされており、観るものを飽きさせない映像作品を提供してくれます。

公開してからは、アクションの迫力とクオリティの高さ、加えてユーモアとキャラクターの個性が評価され、続編やドラマ版の制作へと繋がりました。

公開された後の『ベイビーわるきゅーれ』は、2021年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で短編部門のグランプリを受賞した作品で、阪元裕吾監督にとっての新たな挑戦とも言える作品です。

さらに、この映画はアクションだけでなく、在りし日の青春や社会の現実に対する鋭い視点を持つ内容であるため、多くの観客に共感を呼びました。

特に、殺し屋としての任務を全うしながら社会に適合しようと奮闘する姿が、若者の新たな生き方や価値観を象徴しており、観客にさまざまな感情を呼び起こす要因となっています。

キャストには、舞台『鬼滅の刃』で注目を浴びた髙石あかりと、スタントパフォーマーとしても活躍している伊澤彩織が主演として迎えられたことが、映画のアクションシーンの魅力を増すことにも寄与しました。

シリーズ第2作目『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』ベビわる人気加速で沼る人続出⁉

『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』は、日本のアクション映画で、2023年3月24日に公開されました。

この作品は、前作『ベイビーわるきゅーれ』の続編であり、阪元裕吾監督が引き続き制作を担当しています。

本作でも、主役は杉本ちさと(髙石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)です。

二人は依然として社会に馴染めず、日常生活と殺し屋業務とのギャップに苦しむ姿が描かれています。

この続編では、新たに登場するキャラクターたちとの交流や、さらなるアクションシーンが展開され、コメディ要素も強調されています。

なお、作品のテーマは「殺し屋だけれど日常生活に適応できない若者たち」で、観客に共感を与える形で展開されています。

主要キャストは、前作と同じく髙石あかりと伊澤彩織ですが、彼女たちと敵対する相手として新たに丞威や濱田龍臣がキャスティングされています。

また、前作同様アクション監督をつとめる園村健介によってスリリングなアクションシーンがパワーアップされて展開しているのも魅力です。

シリーズ第3作目『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』これがベビわるの最高到達点か⁉

『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの第3作目、タイトルは「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」として、2024年9月27日に公開されました。

この映画は、監督を阪元裕吾が務め、多くのアクションとユーモアを融合させた内容となっています。

主人公は、殺し屋コンビの杉本ちさと(髙石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)で、彼女たちは宮崎県にある殺しの任務で出張します。

物語の中で彼女たちは、“史上最強の敵”である冬村かえで(池松壮亮)と対峙することになります。

このキャラクターは、銃、格闘、ナイフのスキルを兼ね備えたストイックな殺し屋として描かれ、非常に強力なライバルとなります。

社会に馴染みたくない2人暮らしの女子のモラトリアムな日常と、爽快なアクションが融合した内容はシリーズを通しておなじみですね。

ナイスデイズでは主人公たちが任務の合間に体験する宮崎の風景や食文化も描かれており、地域性が映画の雰囲気に貢献しています。

新天地でのアクションと日常生活が交錯することで、物語にさらなる深みが生まれました。

また、今回の作品では、登場人物たちが直面する倫理観や友情などのテーマも探求されています。

これにより、アクションだけでなく、観客に感情的な共鳴をもたらすこと成功しています。

シリーズのファン層だけでなく、アクション映画を愛好する新しい観客層も獲得したと思います。

このように、映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』は、魅力的なキャラクターたちと共にアクションと人間ドラマが融合した、新たなエンターテインメント体験を提供してくれます。

連続テレビドラマ『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』まさかのドラマ化でちさまひの魅力ダダもれです。

『ベイビーわるきゅーれ』シリーズは、女子高生の殺し屋コンビのユニークな日常を描く作品であり、これまで映画として展開されてきました。

連続テレビドラマ『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』は、2024年9月5日からテレビ東京系列の深夜ドラマ枠「水ドラ25」にて放送されました。

ドラマの主題歌は、syudouの「あいきるゆぅ」であり、エンディングテーマにはTeleの「包帯」が使用されています。また、ドラマはテレ東史上最高のアクションドラマとして位置づけられています。

『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』のストーリーは、殺し屋という裏の顔を持ちながら日常生活を送る女子高生たちの葛藤を描いています。特に、社会適応の難しさや友情の絆といったテーマが描かれており、視聴者に親近感を与える内容になっています。キャストには、髙石あかりと伊澤彩織が主演しており、彼女たちのコンビネーションがストーリーの中心となっています。

映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』とのつながりを持ちながら、異なるアプローチで物語が展開されているため、シリーズファンにとっても新しい魅力を感じられる内容となっています。

カルビイカ可愛すぎる

なぜ『ベイビーわるきゅーれ』は、実写版『リコリス・リコイル』と呼ばれているのか?

ベイビーわるきゅーれにセットで付いてくるような表現が実写版リコリス・リコイルという言葉。

なぜ?

両作品の共通点

・女の子のバディが主人公

・二人の性格が対照的

・本格的なガンアクション

・主人公二人のゆるいやりとり

・魅力的な周囲の仲間たち

などなどあげればキリがない。

実は公開はベイビーわるきゅーれの方が先で、実際にリコリス・リコイルが開始した時にベイビーわるきゅーれっぽいアニメが始まったという意見があったのも事実だ。

だが、コアな映画ファンはいるが一般層までは届かなかったベビわるに対して、アニメファン以外にも届くほどに大ヒットとなったリコリコ。

完全にベイビーわるきゅーれっぽいアニメという表現からリコリコっぽい映画になってしまった。

アニメ好きも実写映画好きも認める面白さ

人気、知名度で差がついたとは言え、決してどっちかが勝っていて、どっちかが劣っているわけではない。

こういう状況になると、どうしても実写のほうが面白いとか、アニメにかなうわけないじゃんとか、どっちかのファンがどっちかをけなすみたいな攻防が繰り広げられがちなのだが、ベビわるとリコリコの場合は様子が違う。

ベビわるが好きなら絶対にリコリコも好きになるだろうし、リコリコが好きで普段アニメしか観ないような人だってベビわるは面白いと感じるはず。

ベビわる好きはリコリコ好き。

リコリコ好きはベビわる好き。

あーなんて幸せな世界線なのでしょう。

今後、両作品のメディアミックス、クロスオーバーを期待してならない。

『ベイビーわるきゅーれ』シリーズまとめのまとま

『ベイビーわるきゅーれ』シリーズは、ユニークなキャラクターと魅力的なストーリーで観客を魅了しています。

女子高生殺し屋コンビのちさととまひろが繰り広げる日常と非日常のコントラストが、シリーズ全体を通して一貫している魅力の一つです。

特に、アクションシーンのリアリティとコメディパートの緩急が絶妙に組み合わさり、観る者を引き込む力があります。

シリーズ第1作目から第3作目まで、そして連続ドラマ化に至るまで、作品は進化を続けています。

ちさととまひろの友情や成長、社会との葛藤を描きながら、観客に共感を呼び起こすストーリーが展開されています。

新たなキャラクターや舞台設定を取り入れることで、物語に新たな深みが加わっています。

『リコリス・リコイル』との共通点から、「実写版リコリス・リコイル」とも呼ばれることがある『ベイビーわるきゅーれ』。

アクションと友情を軸にした物語が、どちらの作品にも共通しており、それぞれの魅力を際立たせています。

アニメと実写の違いがありながらも、共通するテーマやキャラクターの魅力が、多くのファンに愛される理由となっています。

アクションと人間ドラマが融合した両作品、ぜひ一度観てみてください。

その魅力にどっぷり浸かること間違いなしです!

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